ニュージーランドの夏時間は、以前は10月の第1日曜日から翌年3月の第3日曜日までだったのですが、2007/2008年の夏から前後に延長され、9月の最終日曜日から翌年4月の第1日曜日までとなりました。

時間の変更は土曜日から日曜日に日付が変わった午前2時/3時に行われます。多くの人にとっては、日曜日の朝目覚めると時間が1時間変わっているということになります。

ちなみに、ニュージーランドと日本の時差は通常は3時間、夏時間適用期間は4時間です。ニュージーランドの方が少し早く1日が始まります。

一般的に、夏時間のことはイギリス英語では「サマータイム Summer Time」、アメリカ英語では「デイライト・セービング Daylight Saving」と呼びます。イギリス英語が基本のニュージーランドですが、なぜか夏時間のことは「デイライト・セービング」と呼んでいます。(サマータイムと言っても普通は通じます。)

その名の通り、「デイライト=太陽の出ている時間帯」を有効に利用するのが目的なのですが、基本的にアウトドアが好きなニュージーランドの人たちは実に上手に活用しているように思います。学校や仕事が終わってからどこかに遊びに行ってもまだまだ明るいんですから!

夕食をピクニック形式にしたりテイクアウト(お持ち帰り)を買ってビーチに行って食べたり、ひと泳ぎしたり、散歩に出掛けたり、ガーデニングしたり・・・それぞれが長い昼間を楽しんでいます。

明るいうちに仕事をして、夜は早く寝るようになる(暗くなったらすぐ就寝時間?)から、結果的に省エネルギーにつながるとされているようです。

日本でも夏時間導入の話は過去何度かあったようですね。でも、日本人は明るい時間が長くなったら、その分仕事をしてしまうのではないかと思うのは私だけでしょうか?

また日本人の国民的性格というか、社会性というかのため、年に2回の時間の変更はかなり大きなイベントになってしまうような気がします。そのためのいろいろな準備が大変のような気がしてしまいます。

この国では知らずのうちに時間が変わっているような気がします。NZに来てしばらくは今ひとつこのシステムへの理解度が薄く、周りの人に「いつ夏時間は終わるの(始まるの)?」と聞いていました。でも誰一人として正確に答えられた人はいませんでした・・・というか、「もうすぐじゃない!?」と至っておおらかな方が多いです。

時間が変わる前にはテレビやラジオや新聞でお知らせがありますが、これも日本人的感覚からするとかなり控えめなような気がします。でも、時間が変わった当日、みんな何事もなかったかのように1時間変わった時間を過ごしています。知らないようでいて、その日が来ればちゃんとわかっているのです。

以前パイヒアにあるツアー会社で働いていたのですが、時間変更の当日、1時間間違えてツアーのバスに乗り遅れてしまった、または早く着きすぎてしまった観光客の方を何度か対応しています。

この日、特に夏時間が始まる日に国際線の飛行機に乗る方はくれぐれもお気をつけくださいね。

関連:【時差】